10までも言えなかったイタリア語の数も今では英語より先に浮かんできます(笑)
最低限の挨拶しか話せない道中で駅、地下鉄のアナウンスとかもちろん人との会話の
言葉のリズムは耳に心地よく、2,3日すると大体何を言っているか分かるような気に
なります。
グラッツエ! 店を出るときの一言でニコッと微笑むイタリア人はフレンドリーでどこか懐かしささえ覚えます。
チャオ、ボンジョルノ、ボナセーラ。使えた数少ない言葉の中で、今までは単に音でしかなかったモノが実態を伴ってズシッと胸にくる言葉、アリベデルチ。
具体的にどうのこうのはないですが、語感からか年のせいか別れの言葉はどこか悲しげで、この言葉で幾多の別れをしたイタリアの人たちの悲しみまで含まれいるようで
挨拶で軽く言えなくなりました。
街そのものが歴史を物語るミラノ、フィレンツェは、中学の教科書程度の知識しかない自分にも多くのことを語りかけてきました。
少し勉強して再訪できる可能性を探る今後になりそうです。